図書館で「編み物の本を探す」メリット・デメリット。
そして「編み物の本を探す便利な方法」について記事をまとめました。
はじめに
最初に書いておきたいのですが、この記事は、本は買わずに図書館で借りることを推奨しているわけではありません。
本を購入せずに図書館で借りることは、本の制作者にお金が入らないので良くないという面があることは留意していただきたいです。
この点はセンシティブな問題であり、本題からそれてしまうので、長く言及しませんが、その点を踏まえてこの記事を読んでいただけると幸いです。
メリット
だれでも無料で編み図を探せる
各区市町村にある公共図書館はだれでも無料で利用することができます。
学生さんなど金銭的に余裕がなくても、多くの本を見比べて編み図を探すことができます。
昔に出版された本がある
本屋さんや手芸屋さんは、発売から時間がたった本は棚に並べられなくなります。
一方、図書館は保存機能の一面があるので、昔に出版された本でも探すことができます。
デメリット
借りられている場合がある
図書館の本は本屋さんと違い、平積みにはなっていません。
だれかが借りているとその本を読むことはできません。
本が借りられている場合は予約して、本が返却されるのを待つ必要があります。
返却期限がある
編み物をつくるのには時間がかかるもの。
しかし本は返却期限までに返さなくてはなりません。
また書き込みなども当然できません。
返却期限までに完成できない場合や書き込みをしたい場合は、編み図をコピーしましょう。
著作権法で個人的な利用の場合は、コピーすることが許可されています。
期限を守って、キレイな状態で本を返却しましょう。
図書館で本を探す便利な方法 「編み物の本は594.3」
最近は、スマホからでも図書館の本を検索することができます。
図書館の蔵書検索サイトで、編み物の本を探すときは、
「キーワードを入れて検索する」というのが一般的な方法かなと思います。
読みたい本が決まっているときは「タイトル」を入れて検索すれば問題ありません。
ただ、読みたい本が決まっておらず、いろいろな編み物の本の中から本を探すときもあると思います。
そのときキーワード検索だと、弱点があります。
それは「検索したキーワード(編み物など)」がタイトルに入っていないと、検索結果にのらない可能性があることです。
グーグル検索だと、あいまいな言葉でひろってくれることも多いですが、図書館のサイトは正確に入力しないとひっかからない場合があります。
逆に、編み物の作り方でない本が検索結果に入ってくることがあります。
例えば、以前このサイトで紹介した本『編み物ざむらい』
内容は時代小説ですが、「編み物」で検索すると、検索結果一覧に入ってきてしまいます。
ここで便利なのが、図書館の分類番号です。
日本にある図書館の多くは、日本十進分類法(NDC)というルールで、本を内容ごとに分類しています。
(大まかな分類から細かい分類へと順次10ずつの項目に細分していく「十進分類法」の一つ)
編み物の本の分類番号は594.3です。
たいていの図書館には、詳細検索で分類番号の検索ができるようになっています。
そのため単純にキーワードで検索するよりも、高い精度で、編み物の本を探すことができます。
この番号は蔵書検索サイトだけでなく、図書館に行ったときも覚えていると便利です。
図書館はこの番号順に棚が並んでいることが多いので、編み物の本の棚にすぐ探すことができます。
図書館で編み物を探す際、ぜひ参考にしてください。
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