小説『編み物ざむらい』を読んで

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編み物を題材にした小説『編み物ざむらい』を読んだので紹介したいと思います。

読むきっかけ

編み物作家の横山起也さんが書いている時代小説ということで興味を持ちました。

以前横山起也さんはこちらのブログで紹介した『どこにもない編み物研究室』の著者の方です。

小説も書けるなんて多才な方なんだなと思います。

また、こちらの本は、2024年の角川文庫の夏のフェアの対象作品となっています。

毎年、夏になると、文庫本のおすすめ作品を紹介するフェアが始まります。

夏フェアに選ばれる作品なら間違いないだろうと思ったことも購入の決め手でした。

おすすめしたい人

編み物が好きな方、久しぶりに小説を読みたい方におすすめしたい本だなと思いました。

編む感覚、ほどく感覚を知っている人のほうがより楽しめる内容だなと思います。

時代小説なのですが、普段時代小説を読まないわたしでも抵抗なく読むことができました。

キャラがたっていて、一文が短くかなり読みやすいです。

反対に、編み物をする江戸時代の侍の日々の暮らしに興味のある方や、小説に読み応えを求める方にはおすすめしにくいかなーと思います。

どちらかというとファンタジー、サスペンス要素が多めです。

これからどうなるんだろう?というような、展開が気になるタイプの本でした。

1巻で話は一区切りしているのですが、現在3巻まで発売されているようなので、また続きを読んでみたいと思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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