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オーガニックコットンと聞くと、なんだかよさそうという良いイメージがありますが、
具体的に、普通のコットンとどのように違うのか調べてみました。
またオーガニックコットンでできた毛糸もこちらの記事にまとめています。
オーガニックコットンとは
書籍『地域資源を活かす 生活工芸双書』によると、オーガニックコットンは、
「綿産国の国で決められている有機農業の基準に従って栽培され、収穫され、認証を受けた綿花」
であると定義づけられています。
通常の綿花栽培には、収穫までの間に、さまざまな農薬や化学肥料が使用されています。
そう聞くと、「普通のコットンを使って大丈夫なの?」と心配になるかもしれません。
普通のコットンも、もちろん安心して使って大丈夫です。
オーガニックコットンも普通のコットンも肌触りなどの品質は変わりません。
(品質は、栽培方法ではなく、品種によって決まります。)
ではなにが問題なのか?
それは農薬や化学肥料を使うことで、環境汚染問題や生産農民の健康被害といった問題が出てくることです。
オーガニックコットンを購入することで、地球環境に配慮し、生産農民の健康被害を抑制することにつながります。
そんな環境に優しいオーガニックコットンですが、まだまだ数は少ないようです。
2016/2017年度の統計によると、綿全体の生産量のうち0.5%しかありません。
(全綿花生産2320万トンのうち、オーガニックコットンは11万7524トン)
オーガニックコットンの毛糸を購入して、需要を少しでも増やせたらいいのかなと思います。
参考書籍
『地域資源を活かす 生活工芸双書 棉』著 森 和彦ほか 農山漁村文化協会
オーガニックコットンを使用した毛糸
「オーガニックコットン」を使用している毛糸をまとめました。
追加で商品を見つけ次第、更新します。
ハマナカ「オーガニックコットンポーム」シリーズ
ハマナカの「オーガニックコットンポーム」はアメリカのオーガニックコットン認証機関より認証を受けたコットンを100%使用。
その商品タグでは、「3年間農薬や化学肥料を使用していない農地で無農薬有機栽培された綿」と書かれており、収穫後もできる限り化学的な処理をせず、製品化している毛糸です。
毛糸ピエロ 「オーガニックコットン ナチュラル」
毛糸ピエロの「オーガニックコットン」は日本オーガニックコットン協会の認証済み。
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