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かぎ針編みで、同じデザインのニッタオルを、違うコットン毛糸をつかって4枚編み、比較しました。
それぞれの違いをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
《共通》編み図・使用針
4枚とも同じ編み図と針で編んでいます。
編み図は「手編みのハンカチ ニッタオル101」のNo.95の編み図を参考にしました。
スクエアモチーフに縁編みをほどこしたデザインで、かぎ針初心者の方にも編みやすいです。
本体部分はかぎ針5号、縁部分はかぎ針3号で編んでいます。
【1枚目】「ポームベビーカラー」✕「ポーム無垢綿クロッシェ」

本体部分は書籍で指定されている「ハマナカ」の「ポーム ベビーカラー」を1玉弱使用しました。
カラーはno.92。薄いオレンジ色です。
縁部分も、書籍の指定通りの「ハマナカ」の「ポーム 無垢綿 クロッシェ」を使用。
適度な厚みがありつつも、やわらかい質のいいニッタオルになりました。
値段を考えないのであれば、やはり指定の糸で編んだものが1番クオリティが高いと思います。
ちなみに定価で1玉ずつ購入すると、「ポームベビーカラー」が1玉495円、「ポーム無垢綿クロッシェ」が440円で、合計935円になります。
せっかく編むならいいものを編みたいという方はこちらの組み合わせがオススメです。
【2枚目】「NEWコットンベビー」✕「オーガニックコットン細」

本体部分は、キャンドゥで購入した「NEWコットンベビー」を1玉使用しました。
「NEWコットンベビー」は、Seria(セリア)でも購入することができます。
カラーはno.2081(薄いグリーン)です。


縁部分はSeria(セリア)で購入した「オーガニックコットン細」を使用しました。


100円ショップの毛糸で代用してつくるなら、この組み合わせが1番おすすめです。
「ポームベビーカラー」に比べると、薄く軽い仕上がりになりますが、かなり似ていると思います。

前回、「NEWコットンベビー」を使用して棒針でニッタオルを編みましたが、
個人的には今回つくったかぎ針編みの編み地のほうが好みだなと思いました。
縁部分もかなり似た仕上がりになりました。
こちらが縁編みで使った毛糸のアップ画像です。

上:Seria オーガニックコットン細
下:ハマナカ ポーム無垢綿クロッシェ
糸単体でみると、値段の高い「ポーム無垢綿クロッシェ」の方が、撚りが強く柔らかいなど、質の良さは感じます。
しかしニッタオルの縁編みに使う分には、違いは気にならないのではないかなと思いました。
デメリットは毛糸の在庫がない場合があることです。
本体部分で使った「NEWコットンベビー」は春夏限定の糸なので、入手できる時期が限られています。
「オーガニックコットン細」は通年毛糸ですが、最近、100円ショップの毛糸は人気なので、店舗によっては在庫がない場合もあります。
【3枚目】「NEWエンジェルコットン」✕「オーガニックコットン細」

こちらは以前にも紹介したニッタオルです。


本体部分はセリアで購入した「NEWエンジェルコットン」を使用しました。
カラーはNo.2013の濃いピンク色です。
個人的にはかぎ針で編むと、編み地が固めになるので、ハンカチというより、コースターとかにしっかりしたものが向いているように感じました。
「NEWエンジェルコットン」でニッタオルを編む場合は、棒針で編むほうがやわらかく仕上がり、
個人的には好みです。
「洗濯の型崩れをしたくない」という方はかぎ針のほうが好みかもしれません。
縁部分は先程と同じく、「オーガニックコットン細」を使用しています。
【4枚目】「ポームベビーカラー《クロッシェ》」✕「インドストレート他」

こちらも以前紹介したニッタオルです。
そのとき家にあった余り糸でニッタオルを編みました。
以前の記事でも書きましたが、指定糸と別の商品である「ポームベビーカラー《クロッシェ》」であることに気づかずに編んだ作品です。
カラーはno.605(水色)です。
今回使用した本体部分の4種類の中では1番細いです。

①セリア NEWエンジェルコットン
②ハマナカ ポームベビーカラー
③キャンドゥ NEWコットンベビー
④ハマナカ ポームベビーカラー《クロッシェ》
わたしは編み図通りに編みましたが、1辺16cmと、他のニッタオルに比べると一回り小さくなってしまっています。
今思うと、3段ほど、段数を増やしてもよかったかなと思います。

1枚目の「ポームベビーカラー」と2枚目「NEWコットンベビー」と比べると、
しっかりした編み地になりますが、薄いのでかたさは軽減されるかなと思います。
縁部分もそのとき家にあった余り糸「ハマナカ 世界のコットン インドストレート」を使用しています。
カラーはno.1(生成り色)です。
ただ余り糸だったため、途中で糸が足りなくなり、最後の1辺分は「ハマナカ 世界のコットン オーストラリアスラブ」no.201(生成り色)を使用しました。

写真の左側の辺の上の部分から糸が変わっています。
これまでの2種類に比べて糸が太いので、他のニッタオルと比べると、フリルがつまった印象になりました。
遠目でみるとあまり違いがわからないかなと思うので、
縁編みに使う糸は節約して、余り糸で編むのもありかなと思います。
まとめ
書籍等の編み図で使われていることの多いハマナカの「ポーム ベビーカラー」
かぎ針編みの場合、100均一糸で代用するなら、キャンドゥとセリアで購入できる「NEWコットンベビー」がおすすめです。
1玉110円ですが、遜色ない仕上がりになり、かなり感動しました。
以前、棒針編みで比較したのですが、棒針の場合は「NEWエンジェルコットン」がいいなと思ったので、針の種類によって代用糸も変わると思いました。
お値段は高いですが、かぎ針でも棒針でも、キレイにやわらかく仕上がる「ハマナカ ポーム ベビーカラー」は流石だなとも感じます。
ハマナカの「ポーム無垢綿クロッシェ」とSeriaの「オーガニックコットン細」も、縁編みに使用する分には互いの代用として使用できると思いました。
薄くてしっかりした編み地を求めている場合は、ハマナカの「ポーム ベビーカラー 《クロッシェ》」がおすすめです。
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