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編み物をはじめた当初、毛糸のラベルを捨ててしまっていて、
「とっておけばよかった……!」と後悔しています。
その経験を踏まえて、今回は毛糸のラベルの見方とおすすめ保管方法について紹介したいと思います。
毛糸のラベルには何が書かれている?
「そもそも毛糸のラベルってなに?」という方向けに、毛糸ラベルの見方を紹介します。
毛糸のラベルにはその毛糸に関する情報が記載されています。
書かれている内容は主に下記の7点です。

①商品名
②色番号・ロット
…ロットの記号は糸を染めた釜を示しています。
色番号が同じでもロットの記号が異なると、染色の釜が異なる為、
若干の色の濃淡が生じることがあるそうです。
ロットが異なる糸を編みつなぐと色の差が目立つことがあるので、
同じロットの毛糸を使用することが推奨されています。
③品質
…糸の素材、混率。
リネン80%、綿20%など複数の素材でできている毛糸もあります。
④標準状態重量
…1玉の重さと毛糸の全長。
糸の太さを比較する目安にもなります。
例えば同じ重さの25g玉巻で、長さが約50mと約70mがあった場合、
約70mの糸玉の方が糸は細いです。
⑤お取り扱い方法
…洗濯やアイロンなどお手入れの方法についてマークで表示されています。
既製品の衣類のタグに書かれている洗濯マークと同様のものです。
2016年に国際規格に合わせた新しい洗濯表示(JIS L 0001)に変更されています。
⑥参考使用針
…この糸に適した針の号数の目安。
⑦標準ゲージ
…適合した針で編んだ時に10✕10センチの編み地に入る標準的な目数と段数。
毛糸のラベルはとっておくべき?
毛糸のラベルを保管していると、こんなときに役立ちます。
作品をつくっている最中で、毛糸が足りなくなり、買い足さなくていけないとき
ラベルを捨ててしまった場合「色のロット」がわからなくなってしまいます。
先ほど述べたとおり、同じロットの毛糸で編みつなぐことが推奨されているので、
買い足すときにラベルがあると安心です。
(1番良いのは購入時に毛糸を多めに買っておくことです。同じロットの毛糸在庫があるかはわからないので……。)
作品を完成させたあと、洗濯をするとき
洗濯やアイロンなど手入れ方法が書いてあるので、ハンドメイド作品を手入れするときに重宝します。
新しい作品をつくりたいとき
わたしは記事の冒頭で書いたとおり、編み物を始めた当初は毛糸のラベルを捨ててしまっていました。
作品自体は手元にあるのですが、どの毛糸を使ったかさっぱり分からなくなっています。
記憶は頼りになりません……。
次の作品づくりの参考にするためにもラベルをとっておくのがおすすめです。
また、使いかけの毛糸を保管する場合、糸玉が小さいので、ラベルが外れてどこかへいってしまうこともありえます。
保管しているうちにどの毛糸かわからなくなってしまうことがあると思うので、
ラベルをなくさないよう注意が必要です。
ラベルのおすすめ保管方法
これ以上モノを増やしたくないよ!という方におすすめな方法
情報がわかればいいので、ラベルの写真を撮ってスマホに保存しておきましょう。
つくった作品とあわせて写真をとっておくとわかりやすいと思います。
ラベルが多くなってきた!という方におすすめな方法
こちらはわたしの保管方法です。

以前はペラのクリアホルダーに挟んでいたのですが、
ラベルが増えてきて、もう少し見やすくしたいと思うようになりました。
現在は、多穴(30穴)のリングファイルに、名刺用のポケットリフィルを入れて保管しています。
1ラベル1ポケットで入れています。
この保管方法のメリットは1ページで10枚のラベルを入れられるので、ひと目でどの毛糸のラベルがわかるようになり、探しやすくなることです。
ポケットの中身を入れ替えることができるので、ラベルが増えてきた場合、
ウールやアクリルなど素材ごとでページを分けたりすることもできます。
デメリットは、ラベルを折っていれなければならないこと。
気になる方は、はがきサイズなど大きめのポケットがいいかもしれません。

ラベルには穴を開けて糸端を結んでいます。
毛糸の質感や色が確認できるので、毛糸の情報がよりわかりやすくなります。
穴から破けないか心配な場合は、パンチ穴用の補強シールを貼っておくと安心です。

また、販促用の編み図など紙でもらった編み図をA4サイズのリフィルにいれてファイリングしています。
(写真は著作権の都合上、白紙を入れています。)
編み物用のファイルとして1つにまとめてで保管できるので、便利です。
以上、毛糸のラベルの見方とおすすめ保管方法の紹介でした。
この記事が参考になれば嬉しいです。

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