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編み物で使う「とじ針」について調べてみました。
とじ針の大きさ(号数)や針先の種類について解説しています。
調べた結果やこれまで使った経験を基に、おすすめのとじ針セットも紹介しているので、
とじ針の購入で迷っている方の参考になれば嬉しいです。
とじ針とは
編み物の「とじ」「はぎ」「糸始末」に使用する針です。
「棒針編み」「かぎ針編み」ともに、編み物をする際に必要な道具です。
大きさの種類・とじ針セットの内容一覧
とじ針の「号数」「太さ」「対応毛糸」を一覧表にまとめました。
手芸用品メーカー「クロバー」と「チューリップ」のケース付きのとじ針セット各5種類に入っている針の種類もあわせて記載しています。
(各とじ針セットについては後ほど詳しく紹介します。)
針の長さはメーカーによって少し異なります。
棒針やかぎ針と異なり、号数が大きくなると、太さが細くなっていきます。
号数 (no.) | 太さ (mm) | 対応毛糸 | クロバー 「Petit(プチ)」 | チューリップ アソートセット (細番手) | チューリップ アソートセット (太番手) | チューリップ アソートセット (先曲がり) | チューリップ アソートセット (シャープ) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 2.40 | 極太 | ◯ | ◯ | ◯ | ||
11 | 2.10 | 極太〜並太 | ◯ | ||||
12 | 1.81 | 極太〜並太 | ◯ | ◯ | ◯ | ||
13 | 1.60 | 並太 | ◯ | ◯ | |||
15 | 1.35 | 並太〜中細 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
17 | 1.24 | 並太〜中細 | ◯ | ◯ | |||
18 | 1.07 | 中細〜極細 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
20 | 0.89 | 極細 | ◯ | ◯ |
超極太・モヘヤの毛糸に対応した10号よりも大きい針もあります。
その場合は号数の記載はなく、サイズ(mm)で商品に表記されています。
針先の種類
針先の種類は主に3つあります。

・先曲がりタイプ(写真上)
糸をすくいやすいように針先が曲がっています。
「ゴム編み止め」や「すくいとじ」「残り少ない目に1目おきに糸を通してしぼる」ときにおすすめです。
・丸タイプ(写真中)
オーソドックスなタイプで、針先が丸いので糸割れしにくいです。
・シャープタイプ(写真下)
針先が鋭くなっており、糸を割って縫いやすいです。
コットン糸の糸始末は糸を割ったほうが糸が抜けにくくなります。
レース糸の始末や、レース糸のモチーフをつなぐ際にもおすすめです。
おすすめのとじ針セット
結局どれを選べばいいのかですが、
最初は、針先が丸いタイプの幅広いサイズが入ったセットの購入をおすすめします。
ここでは実際に「自分で持っているとじ針セット」を購入経緯をあわせて紹介します。
また、調べた結果と使用した経験を基に、「おすすめのとじ針セット」も紹介しているので、
ご参考ください。
わたしが持っているとじ針セット

1つ目は、クロバーの「ニューカラー とじ針セット」(写真左下)です。
編み物をはじめたばかりのときに、購入したとじ針セットで、
オレンジのスライド式のケースに入っています。
特に調べたりはせず、手芸店で安かったので購入しました。
公式で号数は記載されていないのですが、
「並太用」、「極太用」、「極々太・モヘア用」の3本セットとなっています。
わたしが編み物をはじめた当初は、棒針8号や10号で、
極太〜並太のウール毛糸を編んでいたので、
このセットで十分こと足りていました。
コットン毛糸を編むようになり、新しく購入したのが、
2つ目のチューリップの「アソートセット(シャープ)」(写真右上)です。
コットン糸は細い糸が多く、糸を割ったほうが糸が抜けにくくなります。
そのため、細めで針先がシャープになっているものがほしいと思い、こちらを購入しました。
このセットのいいところは、ケースにマグネットがついていることです!
針が自然にくっつくので、針を使っているときは、針置き場として使うことも出来ます。
針をなくす心配がなく、糸始末を大量にしなければならないときに重宝しています。

ケースの中はこのような感じで、針を1本1本しまうことができます。

【これから編み物をはじめる初心者におすすめ】クロバー「Petit(プチ)」
いろいろと調べてみた結果、もし自分がこれから編み物をはじめるなら、
クロバーのとじ針セット「Petit(プチ)」がおすすめだと思いました。
幅広いサイズが必要最低限入っているためです。
(極細から極太まで幅広い毛糸に対応できる「no.10」「no.12」「no.15」「no.18」の4本セット)
実際に借りて使ったこともありますが、特に問題なく使用できました。
【使いやすくおしゃれなケース】チューリップ「アソートセット」
とじ針にこだわりたい方にオススメなのが、先程も紹介したチューリップの「アソートセット」です。
ケースがおしゃれで、マグネットボタンがついています。
このマグネットあることで、針を使っているときに、ケースを針置き場や、針拾いとして使用できるので、とても便利です。
「細番手」「太番手」「シャープ」「先曲がり」と、4種類のセットがあり、
それぞれ入っている針の種類とケースの色が異なります。
・アソートセット(細番手)
並太から極細の毛糸に対応できる「no.13」「no.15」「no.17」「no.18」「no.20」の5本セット。
針先は丸タイプです。
・アソートセット(太番手)
極太から並太の毛糸に対応できる「no.10」「no.11」「no.12」「no.13」の4本セット。
針先は丸タイプです。
・アソートセット(先曲がり)
極細から極太まで幅広い毛糸に対応できる「no.10」「no.12」「no.15」「no.18」の4本セット。
針先は先曲がりタイプです。
・アソートセット(シャープ)
並太から極細の毛糸に対応できる「no.15」「no.17」「no.18」「no.20」の4本セット。
針先はシャープタイプです。
さいごに
とじ針の大きさ(号数)や針先の種類について解説しました。
実際に使う際は、「この毛糸は絶対この号数で!」と神経質になる必要はなく、
この記事の内容の知識をなんとなく頭に入れつつ、
手持ちのものから感覚であったものを選ぶといいと思います。
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