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見た目そっくりな2種類のかぎ針をそれぞれ比較してみました。
・「DAISO」と「クロバー」のグリップ付かぎ針
・「クロバー」と「チューリップ」、「Watts(ワッツ)」の両かぎ針
これからかぎ針を購入する方の参考にしていただければと思います。
グリップ付かぎ針
1つ目に比較するのは、グリップ付のかぎ針です。
針が銀色のもの(左の1本)はクロバーの「アミュレ」シリーズ。
針が金色のもの(真ん中と右の2本)はDAISOのかぎ針です。
違いについて(手軽にはじめるならDAISO、圧倒的に使いやすいのはクロバー)
価格
DAISOは110円。
クロバー(アミュレ)は715円です。
使いやすさ・質感
やはり価格差がある分、クロバー(アミュレ)の方が編みやすいです。
クロバーの方がグリップがやわらかく、手になじみやすいです。
同じ号数のかぎ針でも、クロバーの方が、軽いのも嬉しいポイント。
同じ7号を比べてみると、クロバーは8.3グラム、DAISOは9.4グラムでした。
針のかぎ部分の角度はクロバーのほうが浅いように見えます。
DAISOは使っていると、針部分に小さな傷が細かくついてしまいますが、
クロバーは加工のおかげか使っていても傷つきません。
もちろんDAISOも使えないということはなく、編むのに困ることはありませんでした。
これからかぎ針をはじめてみたいけど、続けるか分からないという方はDAISOのかぎ針で充分かなと思います。
複数の作品を編む、大きな作品を編むといった方はクロバー(アミュレ)がおすすめです。
見た目はそっくりですが、使い心地はかなり差があると思います。
「クロバー」の「アミュレ」シリーズ
DAISO
両かぎ針
2つ目に比較するのは、両かぎ針です。
金属製で両端に違う号数のかぎ針になっています。
1本で2つの大きさを編むことができる優れものです。
違いについて(安定のクロバー、幻のチューリップ、激安Watts)
価格・買いやすさ
まず価格ですが、クロバーは550円、チューリップは440円、Watts(ワッツ)は110円です。
ただし、「チューリップ」は、かぎ針本体には「TULIP」の刻印がありますが、わたしが手芸店で購入した際の外装にも「チューリップ」の記載がありませんでした。
「チューリップ」の公式サイトにも掲載されていません。
現状はネットや手芸店等で購入可能ですが、買えなくなる可能性もあるかもしれません。
クロバー及びWattsは公式サイトに掲載されています。
使いやすさ・質感
個人的な感想としては、やはりグリップ付きと同様、100円ショップ「Watts」よりも、手芸店で購入できる「クロバー」と「チューリップ」のほうが、すべりがよく使いやすいと思いました。
またWattsは、針の太さが気になりました。
チューリップとWattsの同じ3号サイズを、並べてみたのですが、太さが違っているように見えます。
同じ3号でもWattsのほうが太く感じます。
正確なサイズで編みたい場合は、手芸店のものを選んだほうがいいと思います。
とはいえ、Wattsの針も、3号を適合針とする糸で、問題なく作品を編むことができました。
1サイズあたり55円と考えると驚異的な安さだなと思います。
手芸店で購入できる「クロバー」と「チューリップ」は使い心地は変わらないかなと思いました。
あえて違いをあげるとすれば、見た目が少し違います。
クロバーは表面にアルマイト加工(サビにくく摩耗しにくい)が施されており、光沢が抑えられています。
チューリップは中央に凹凸があり、クロバーよりも光沢があります。
(アルマイト加工の有無については調べてみましたが分かりませんでした。)
チューリップ(両かぎ針)
クロバー(両かぎ針)
Watts(両かぎ針)
以上で比較を終わりたいと思います。
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